不定期連載写真日記 vol.01 - vol.10

vol.10 - 08/09/21

いままで、ものの考え方に関しては外部ソースにはあまり頼らず、基本的に自分ひとりで考えてきました。その過程で、もちろん近くの人の意見に知らずに影響を受けたりといったことはあったでしょうが、自分からすすんで誰かに相談するようなことはほとんどしませんでした。
自分で言うのもなんですが、そのおかげでわりと自分独自の正義を築いてこれたと思います。

俺は今25歳です。社長に言われたか、本に書いてあったかは忘れましたが、転機となる年齢らしい。
それがどんな意図で言われたのかははっきりとはわかりませんが、俺は人生の以降を「他人の意見を積極的に取り入れるフェーズ」にしようと思いました。
知人以外のブログなど全く興味なかったが、最近は頻繁に読むようになり、以前言ったように空前の読書ブームが到来しています。

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vol.09 - 08/09/18

限りある資産である有給休暇を一日使って、東京は鮫洲にある運転免許試験場に行ってきました。

違反者講習を受けるためです。

さすがは違反者と名のつく者たちが集う場所だけあって、もろヤンキーから、どこかの大学教授を思わせる知的な銀髪のおじいさん、明らかにカタギでない腕に入れ墨ありの金髪オールバックのムキムキなサングラスおっさんなど、明らかに猛者たちのオールスターといった感じでした。俺も負けてはいられないぞとばかりにしっかりと腕を組み、口を真一文字に結び、ふんぞりかえって席に座っておりました。

ところで、講習を受けるにはお金を払わねばいけません。
講習には15000円コースと10000円コースがあり、3時間の講義までは同じなのですが、残りの3時間で差がでます。前者は運転教習ですが、後者は交通安全補助活動です。
交通安全補助活動とは、つまり右写真にあるようなタスキを肩にかけ旗を振りまくって交差点で通行人の円滑な道路横断を支援したり、「交通安全」と書かれたティッシュを配ったりするという、よく小学校の帰りとかにPTAのおばさんたちがやっていた活動のことです。

迷わず後者を選びました。節約のためです。

まるで罰ゲームのようなシチュエーションに自分で笑えたのですが、それよりも、上記刺青のサングラスおっさんが通行人にティッシュ配っている絵が凄すぎました。まさにプライスレスな体験をしたと言えるでしょう。殺されたくなかったので写真を撮れなかったのが心残りです。


これで晴れて免許復活を実現しました。もう怖いものはありません。

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vol.08 - 08/09/14

仕事帰りにジムで汗を流し、週末は湘南でサーフィンを楽しむ。社会人と言えばこれです。

昨日は同期(ハゲ)とジムに行ってきました。

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本来はジムに通う金などないのですが、会社が法人契約しているので、入会金1050円払えばあとは使い放題という夢のようなお話。
「細すぎて恥ずかしくて海に行けない」という日本メタボブームを完全に逆行する悩みを持つワタクシですが、これで来年の夏までにはなんとかなる予定です。
1回行っただけで、なんだか50%くらい筋肉度が上がった気がするから不思議です。
とりあえず、年末に京都に帰って、後輩一同をあっと驚かせるところから始めるとしましょう。

そして来週末には同期3人でサーフィンに行ってきます。
仕事帰りにジムで汗を流し、週末は湘南でサーフィンを楽しむ。社会人と言えばこれだからです。 
vol.07 - 08/09/13

カップラーメンというジャンルの食事がある。
俺はM1の終わりくらいに「こんなもの人間が食うもんじゃなえ」というあまりに有名なセリフとともに、その食をきっぱりと絶った。1年半ほど絶対に食べなかったその意志の固きことは、何もかも3日で飽きてしまう俺にとっては大事件であった。

一方、俺の隣のデスクの先輩は、クールを絵にかいたような超絶イケメンなのだが、「食事のほとんどがカップラメーン」という、どう頑張っても共感しがたい特技を持っている。
ごそごそとコンビニに行ったかと思いきや、毎度毎度カップラーメンを買ってきて、そのメガネを曇らせながらふーふー言わせてむしゃむしゃ食べまくる。昼と夜、毎日である。
真隣に座っている俺が言うから間違いない。

その先輩に影響されてか、なんだか俺も最近食うようになってしまった。週に一度くらい。
さっきも食べてしまった。

もうこれで最後にしよう。
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vol.06 - 08/09/09

6日と7日の土日で関西に行ってきました。
サークルの先輩である佐々木氏と宮本さんの結婚披露宴に出席するためです。
特に佐々木氏は、4年前にマッスルスミスオーケストラというふざけたバンドでレコーディングした際に、エンジニアをやってくれました。非常にお世話になった先輩であります。

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基本的に結婚式は楽しいから好きだけど、今回は今まで一番感動した。いやー最高だった。
それは新郎新婦とも知り合ってからもう6年以上経っているということや、それまでの経緯を知っているということも大きいが、何よりも、2次会ラストで佐々木さんがサプライズ手紙の最後の一言を読み上げた時、男を感じたからだ。
「この人は本気だ」と思わせるものが、その一言には確実にあった。本気で感動した。

佐々木さん、いつまでもお幸せに。

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金曜仕事終りに夜行で京都へ→日曜の夜行→月曜日朝東京ついてそのまま仕事、というまるで大学生のような生活を送りましたが、一回経験するとなんてことはないと思ってしまう。
もうどこへでも行ける気がしますな。 
vol.05 - 08/09/03

仕9月に入ったのでさっそく「9月のはやり」というコンピレーションを作った。
前回と同様16曲にした。理由はあまりない。ハロウィンのEagle Fly Freeでシめるというしっかりツボを抑えた選曲に皆が舌舐めずり必須。 ただし1週間後には飽きて全曲入れ替える可能性もある。野球と人生は何が起こるかわからないのだ。

 01 Punky Bud Hip / Blankey Jet City
 02 Throw Away Your Television / Red Hot Chili Peppers
 03 HIGH SCHOOL / Sherbets
 04 The Heretic Anthem / Slipknot
 05 Amad / Duke Ellington
 06 うそつきレノン〈Album Version〉 / サンタラ
 07 Donna Lee / Jaco Pastorius
 08 のどかな気球のたび〜海図を広げて / すぎやまこういち
 09 Portrait Of Tracy / Jaco Pastorius
 10 A Night Away / Metheny-Mehldau Quartet
 11 By The Way / Red Hot Chili Peppers
 12 ライラック / Blankey Jet City
 13 Spit It Out / Slipknot
 14 Rock This Town / The Brian Setzer Orchestra
 15 栄光への戦い / すぎやまこういち
 16 Eagle Fly Free / Helloween

夜中の4時に会社で更新するという垂涎ものの体験をした。

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写真はここに座ると物忘れが酷くなるという噂でもちきりの自分の机。汚くてたまに上司に注意されるが、自分の家は綺麗に保つという世渡り上手な僕。 
vol.04 - 08/08/31

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今日は京大ジャズ系東京組で赤坂のスタジオに入りました。
慣れない東京の地、なんでもない壁やエレベーターの入口にどかすかウッベをぶつけ、ハァハァ言いながらやっとの思いで しっかり20分遅れで現場に到着した甲斐もなく、深刻な握力低下&ダブル血豆を患い、まともに弾けたのは最初の2曲だけでした。
もうエレベ専門に切り替えちゃおうかしら…

かの納浩一氏が愛顧にしているベース屋さんとやらで調整してもらいたいワ。
テールピースと魂柱の位置をボゴンボゴン鳴るように調整してもらって、おまけにアジャスターもつけて抜群の弾きやすさを手に入れるの。
職人気質のオーナーに「おまえは見込みのある奴だ。調整代はタダにしてやる。立派なプレーヤーになれよ」なんて言われちゃったりして。
フフ、夢は広がるわね。 

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vol.03 - 08/08/29

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人生で全くと言っていいほど小説を読んでこなかった俺だが、
今、2日で1冊ずつ読むほどの小説ブームが到来している。
今回は村上龍の「タナトス」という本を読んだ。
職場でタナトスという言葉がちょっとだけ流行っているからである。

作品で描かれている世界自体はアダルトなのに、
著者自身にはかなりのガキっぽさを感じてしまう。
そのギャップが同作者の「Sixty Nine」ではうまく隠されていたが、
この作品は「かゆい」作品となってしまっていた。

全く同じ理由で、椎名林檎も好きじゃない。
そういった「背伸び」は、ものを発信する人間には必要だとは思うが、
やっぱり彼らの背伸びは好きじゃない。  
vol.02 - 08/08/26

仕事中にも音楽を聴くようになった。
バンド単位というよりは曲単位で好きになるからスマートプレイリストは
とてもありがたい。「8月のはやり」という名前のコンピレーションを作った。
全曲4番バッターみたいな曲ばかりなので曲順には腐心した。
たぶんラルクが入っているのがポイントである。

 01 People = Shit / Slipknot
 02 Soul with Capital S / Tower of Power
 03 Naked in the Rain / Red Hot Chili Peppers
 04 winter fall / L'Arc〜en〜Ciel
 05 This Old House / The Brian Setzer Orchestra
 06 Flight of the Foo Birds / Count Basie
 07 思い過ごしの効能 / サンタラ
 08 Bright Size Life (Live) / Pat Metheny Trio
 09 Cute / Count Basie
 10 Night Flight / Sammy Nestico
 11 flower / L'Arc〜en〜Ciel
 12 Arrivee Des Camionneurs - キャラバンの到着 / Michel Legrand
 13 Left Behind / Slipknot
 14 クロノ・トリガー / 光田康典
 15 シャロン / ROSSO
 16 The Heat's On / Count Basie

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写真は俺の部屋滞在中に何度勧めてもラルクを聴こうとしなかったK氏。 
vol.01 - 08/08/22

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今日高知の悪友が泊まりに来た。
目黒の天下一品で1日分のカロリーを摂取した後、
酔っ払いながらあだち充「ROUGH」を読破していった。